667
昨日も新宿の末廣亭に行って、夜の部を観て来た
一番の目的は鏡味仙三郎社中の大神楽
去年、少しばかり手解きをして下さった、鏡味仙三郎先生の舞台だ
その時にお手伝いして頂いた息子さんの鏡味仙志郎さんと、御弟子さんの鏡味仙成さんも出演されていたので、丁度いい機会で御三人さんを拝見出来て良かったよ
大神楽で今までに観た事の無い技を沢山、観られて有難かった
いや、当たり前とは言え、やっぱりプロは凄いな
興奮してしまった
不肖の弟子としては、御挨拶に伺おうかとも考えたんだけれども、複数で行った事も有り、邪魔になるといけないから昨日の所は遠慮した
落語は前座の古今亭まめ菊さんから、三遊亭歌る多さん、柳亭こみちさんと女流落語家さん
男性は春風亭朝之助さん、柳家三語桜さん、三遊亭白鳥さん、柳家左竜さん、林家しん平さん、春風亭一蔵さん、三遊亭歌之介さん、春風亭一之輔さん、春風亭一朝さんと、新作、古典と織り混ぜて多種多彩な演目に笑わせて頂いた
どれもこれも面白かった
特に、名前だけは存じ上げていて、今まで観るタイミングを逸していた歌る多さん、一之輔さん、一朝さんを体験出来た事も大きな収穫だったね
他には奇術の伊藤夢葉さん、紙切りの林家楽一さん、音楽パフォーマンスののだゆきさん、漫才は笑組
楽しんだり、喜んだり、驚いたり
目移りして、全く飽きない一時だったよ
今月は三回、末廣亭に行ったが、なかなか、こんなに通える機会はあまり無いだろう
いい体験をさせて貰ったし、以前の日記にも書いた通り、やっぱり、生はいい
映像には残らない臨場感と緊張感、そして、一期一会のシニカルさが有る
自分もこれからは、もっと生と云う物を大切にして行きたいと思った
行けば行く度に勉強させて貰える、それが寄席かもな
これからも時間が出来たら、何処かの寄席は観に行きたい
楽しい時間を過ごした後は、清元雄二朗さんと待ち合わせして、寿司を食べた後、ついさっきまで飲んで帰って来た
こちらも大いに盛り上がったな
さて、犬達の散歩してからシャワーだけ浴びたら、軽く仮眠を取って、今日は朝から仕事をしなければ
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666
「ジュラシック・ワールド〜炎の王国〜」を観て来た
気分が下向きになっている時に観るのには、こう云う映画に限るね
いや、別に今、僕が落ち込んでいる訳では全く無いけれどね
例えればの話
この「ジュラシック・パーク」や「バック・トゥ・ザ・フューチャー」、「ダイハード」とかのシリーズは、何も深い事を考えずに観て、観終わった後は爽快な気持ちになれるから、とても好きだ
内容に関して、今回もオープニングからラストまで、手に汗を握ってあっと言う間で、とても楽しい時間だった
それでも、個人的な好みで言わせて貰うと、僕は実は前作の方が盛り上がった
これは前作の出来が良過ぎた、と云うこちらの気持ちも有るから、そう感じるのだろうか
悪役は今作にも勿論、何人か登場するのだが、前作の白人野郎の様な「死ね、早く死ね、恐竜に食われてしまえ」と、思わせてくれる様な、或る意味、分かり易く憎々しいキャラクターの立った悪人とまでは思えなかった
だから、悪役のパンチが足りなく思えたのかな
次に、前作と今作、また、今作に限っても前半と後半で、縮尺、違い過ぎてないかしら
気の所為ならいいのだけど
それから、やっぱり、こう云うスケールの大きな作品の舞台は屋外に限ると思うよ
インドアだと、壮大さが半減されちゃうんじゃないかな
最後に
前作はあまりにもT・レックスさんとモササウルスさんの使い方が秀逸過ぎた
今、観ても「この二種が美味しい所を占めて、演し物として成立させているな」と、改めて思い知らされる
その二種に前作程のインパクトが無いのは、少々、残念な気が
主演のクリス・プラットは相変わらずワイルドで格好良かった
ヒロインのブライス・ダラス・ハワードは程良い色気と健康美で前作以上の大活躍だったな
等と「劇評屋紛いの文句ばかり吐いている」と、同類に思われると甚だ不本意だが、僕は劇評屋やら評論屋と違って、専門家面して吝嗇付ける場所を探しに、食事まで付けて貰ってただ見しているのではなく
また、居眠り、転た寝、爆睡しに行っている訳でも無く
ただ単に好きな事を自分のお金を払って、何より楽しみに行っている訳だから、そう云う意味では、何だかんだ言いながらも十分に切符代以上に喜ばせて貰ったよ
間違い無くブルーレイディスクは買うね
そして、次回作が有るなら、絶対にまた観に行くだろう
最後にあれだけ大風呂敷を広げられたら、続編も勿論、期待するし、これからどうなるのか
或る意味、「シャークネード」シリーズや、趣と方向性は違うけれど「デッドコースター」シリーズみたいになってしまわないかを観届けたいのがファンと云う物だ
話は変わる
昔から、デヤン・サヴィチェヴィッチ、ドラガン・ストイコヴィッチを始めとする旧ユーゴスラヴィア
殊にズヴォニミール・ボバン(我が愛するACミランでも10番を背負った彼は僕の中ではサッカーの伝説の一人)擁したクロアチア
ニコ・クラニツァールや、今大会でも活躍しているルカ・モドリッチがその系譜を受け継いでいる
または、自らを「神」と呼んだ、当時のブルガリアとFCバルセロナの絶対的エース、フリスト・ストイチコフ
ゲオルゲ・ハジが引っ張ったルーマニア
“マルコ・ファン・バステン”の再来と言われた、ACミランでも指折りのフォワード、アンドリー・シェフチェンコが率いたウクライナ
ベラルーシにはアリャクサンデル・フレブが居た
ズデニェク・ボニエクのポーランド
或いはパヴェル・ネドヴェド、トーマス・ロシツキー、パトリック・ベルガーのチェコと
時代時代に優雅で国毎の多種多彩な個人技を披露する東欧勢のサッカースタイルが好きな僕としては、今年のワールドカップ・ロシア大会、クロアチアがいい所までは行くとしても、まさか決勝まで進んで来るとは思ってもいなかったし、此処まで来たら今晩の決勝戦
フランスを倒して優勝を飾って欲しいと願っている
他の国ではベルギーとウルグアイの試合が目が離せない面白さだった
今大会ではニューカマーや超新星の出現と云うより、実力者が実力通りの働きを観せた大会だったね
ドイツのメスト・エジルを除いては
高木琢也さんが引退して以降、Jリーグ、サッカー日本代表にはほぼ興味の無い僕も、今回の躍進には驚かされたし、見事だと素直に感じ入った
見向きもせず、期待もしていなかった事を平に詫びなくてはならない
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665
夕方から時間が空いたので、今日も新宿の末廣亭に寄席を観に来た
千穐楽
夜の部の前座の落語からしっかり観た
柳亭楽ちんさんの「寿限無」
実は「寿限無」は僕が子供の頃に初めて聞いた落語
懐かしかった
立川幸之進さん、昔々亭桃之助さん、桂三四郎さん、春風亭柳太郎さん、山遊亭金太郎さん、立川談幸さん、春風亭柳好さん
面白く、また、それぞれの皆さんの演り方、口座への立ち方に色々と考えさせられた
昼の部の切の滝川鯉昇さんの途中から入って行ったので失礼しちゃったな
一度、鯉昇さんの噺もちゃんと聞いてみたい
講談は神田鯉栄さんの流山動物園の話
彼女のファンにもなってしまった
盛り上がった所で時間切れと相なった
続きが聞きたい
神田松之丞さんの堀部安兵衛武傭の話
「忠臣蔵」には我々も良く携わる
しかし、実は古典歌舞伎だと、安兵衛が活躍する場面は殆ど無いのだけれども、松之丞さんの物語で決闘の様子が頭の中に浮かんで来た
わくわくしたね
もう一遍、来られて良かった
談幸さんの落語が「仮名手本忠臣蔵」の話、次の松之丞さんが高田馬場
偶然にも自分にも所縁有る「忠臣蔵」続きでテンションも上がった
神田松鯉さんは村井長庵の物語
これも先々週に聞いた怪談「乳房榎」同様に、歌舞伎にも有る演目だけに唸りながら拝聴した
前回の下男正助と云い、今回の早乗り三次と云い、江戸弁と役の使い分けの勉強になった
自分が歌舞伎の演目「村井長庵」に出るのなら、長庵よりも三次を演りたいと思った
松鯉さん、生粋の江戸っ子かと思いきや、あれで江戸の人じゃないと言うんだからびっくりだ
こうやって観てみると、落語家、噺家、講談師を生業としている人は押し並べて大概、皆さん、格好いいな
いや、中には今まで糞格好悪くて塩っぱい落語屋に遭遇した事が無い訳では無いんだけれどね
話を戻そう
ウクレレ漫談のぴろきさん
ゆるキャラだよね
TVでは観た事は有ったが、生は初めて
ストラップも買ったから、ガラケーに付けておこう
漫才は前回と同じくWモアモアと宮田陽・昇の二組
今日も笑った、笑った
そして、実はぴろきさん、Wモアモア、宮田陽・昇、五人さん共に滅茶苦茶シニカルだよな
やっぱり、こう云うのは生の方が格段に楽しい
生で観ないと魅力は半減する
大神楽の鏡味正二郎さん
凄かった
凄まじかった
一つのミスも無く、あの曲芸をポーカーフェイスで飄々と披露するなんて
「見事」以外に言葉が無い
俗曲は桧山うめ吉さん
ほっと一息吐ける
彼女のも御座敷芸と呼んでいいのかな
明日からまた始まる末廣亭の寄席には去年、僕が少しだけ教えて頂いた
或る意味、師匠でもある鏡味仙三郎先生が出られるそうな
時間を作ってまた、是非、それも観に来たい
さて、一昨晩はトークショーの後に中村鷹之資さんや市川新十郎さん、山崎咲十郎さん、松竹株式会社の若手社員達と飲み(勿論、鷹之資さんは酒を一滴も飲んでいないし、僕等成人も勧めてもいない)
昨晩は中村松江さん、坂東亀蔵さん、清元雄二朗さん、川本裕之さん達と飲んで、近頃はペット孝行をしていないからな
今晩は一度帰って、犬達を連れて、散歩がてら友達の日本酒バーヘ晩御飯に飲みに出るとするかね
我が犬達は最近「この腐れニート親父、飲んだくれてばかりいて全然、仕事しないな、いつまで家に居るんだよ、早く仕事しろや」と、多分、思っているのだろうな
いや、それはひょっとすると、娘と息子も同じかも知れないな
嗚呼、怖い、怖い
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663
今日は御台場のアウトレットを散策した後、シルク・ドゥ・ソレイユのダイハツ「キュリオス」を観て来た
さっき終演
大体、シルク・ドゥ・ソレイユの演目は毎公演、観ている気もするが
今回の「キュリオス」も、度肝を抜かれっ放しだった
音楽から素晴らしく、スタートのジャグリング、男女二人の人間空中ブランコ、空中自転車、女性四人のコントーション、ネットのトランポリン、ヨーヨー等、それぞれの演者の特技に魅了され、あっと言う間だった
そして、今までのシルク・ドゥ・ソレイユよりも斬新で肉体的だった様に感じた
多分、今月上旬でもう直ぐ終わってしまう筈だから、千穐楽までに間に合って良かったよ
今日もまた、いい刺激に出逢えた
さて、これからアフガニスタン料理食べつつ、ウゾでも飲みながら、余韻に浸ろうかな
明日は人間ドック一日目のPET検査だから、あまり酒は飲めないかも知れないが
今更、控えた所で数値なんぞは変わらないか
来週頭の日曜日は夜が空いているから、また末廣亭を覗きに行って来ようかな
いや、駄目だった
その日、七月八日は歌舞伎座ギャラリー内の木挽町ホールと云う所でトークショー的な奴を山崎咲十郎さん、松竹株式会社の戸部和久さんとするんだった
すっかり、忘れていた
有難い事に、何だか、お客さんに喜んで貰えている様で、歌舞伎座ギャラリーでのトークショーは不定期でシリーズ化されたみたいな話
今度で第三回目になるのか
まだ、何を話すか何も考えていないけれど、人が集まってくれると嬉しいな
確か、出演者もお客さんも、アルコール有りで進行する予定にした気がする
僕も咲十郎さんも、アルコール無しだと何も話せない詰まらない男だからね
今からでも、時間と懐に余裕の有る人は聞きに来て欲しい
また、来月の八月後半には、歌舞伎座でのトークショーではなくて、文藝春秋社主催のトークショーをこれまた、畑の違う盟友、西森英行さんとする事になっていたかな
こちらも是非、気軽に遊びに来て頂きたい
と、云う訳で、歌舞伎には出演しなくても、他にも日本舞踊の公演や理事会が有ったりと、程々適度に何かやっている
末廣亭はまた、別の日に改めて伺う事にしよう
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662
そうか
改めて今、御子息からも電話を頂いた
目出度い事だ
こちらこそ、宜しくお願いしたい事だ
御一緒させて頂けて嬉しい限り
うん、本当に良かった
そして、僕と坂東亀蔵さんはいつも通り
と、云うか、普段と変わらず兄弟か
しかも、悪の兄弟な訳だな
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660
今月は僕は歌舞伎興行の出演は無し
そう云う意味では去年十月以来の休み月
今日は昼中に仕事を済ませて、十数年振りに新宿の末廣亭へ
成人過ぎてからは初めてかもな
末廣亭は当日券のみなんだけれども、中入りを過ぎ、段々と客席が大入になって行く中、僕等は夜の部の開演に滑り込めたので何とかいい所に陣取って座れた
有難や
一番の目的は初の生神田松之丞さん
演し物は我々、歌舞伎役者にも縁の有る源氏の侍、那須与一の扇の的の物語
いや、素晴らしい語り口だった
パワーとテクニックに興奮した
今日は仙台での独演会の後に、東京にとって返して末廣亭での一席と云う話だったが
その疲れも有るだろうに、微塵も感じさせない体力と持久力、心の折れない技術力たるや
やっぱり、華と実を兼ね備えた名人だな
TVやDVD、CD等で体験するのとはまた、全く違う
僕も及ばずながら、久し振りに長唄・義太夫「素襖落」を演りたくなった
是非、今度は独演会に行きたい
でも、全然、切符取れないんだよな
今月は末廣亭への彼の出演は十日までだから、それまでにもう一度二度、行ければいいな
落語は笑福亭竹三さん、昔々亭桃之助さん、笑福亭べ瓶さん、東生亭世樂さん、春風亭昇乃進さん、立川談幸さん、春風亭柳好さん
講談は松之丞さん、神田鯉栄さん、神田松鯉さん
漫才はWモアモア、宮田陽・昇
漫談、ナオユキさん
曲ごま、やなぎ南玉さん
俗曲、桧山うめ吉さん
と、出演
楽しく盛り沢山で満喫出来た
松鯉さんの演し物は怪談「乳房榎」だっただけに、面白いだけじゃなく、ひたすら勉強になった
鯉栄さんの宮本武蔵vs狼と、鯉栄さんvs飼い犬の結果、非常に気になる
Wモアモアと宮田陽・昇、二組の漫才とナオユキさんの漫談は、ヴェテランの媚びない、寄席ならではの堪らない臨場感
曲ごま、南玉さん、痺れるね
「寄席には硬派な達人、職人達が集うんだな」と、改めて思い知った
皆さん、格好良かったし、楽しかったし、文句無しにいい物を観させて貰った一日だった
やっぱり、生は違うね、生は
今はその余韻に浸りながら、末廣亭の近くで飲んでいる
さて、深酒しても、帰ったら犬達の散歩に行かなくては
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いや、リアルタイムからは遅れたけど「モンテ・クリスト伯」、堪能させて貰ったよ
神楽清への制裁が入間公平へのそれに比べて多少、甘かった気もするけれど
最後、“南条幸男と口裏を合わせて、紫門暖を死んだ事にして逃がした”のだろう、と僕は解釈したので、良しとしよう
或る意味、神楽と幸男の御陰で後味も良くエンディングを迎えた訳だからね
で、結局はヒロインはエデルヴァって事ね
途中、どうなるのか苛々したが、結局は一番純でいい女だった
スタイルもいいし
南条すみれは何だか最後まで好きになれなかったな
何をするにもどっち付かずで、僕的には理解出来ない、受け入れ難い女と云う印象で終わった
暖も幸男も魔性に惑わされたのかな
神楽留美と入間瑛理奈、それぞれ、格好良かった
キャラクター立っていたね
守尾信一朗と入間未蘭のカップルはハッピーエンドっぽくて嬉しかった
この物語の中で数少ない良心だったから
信一朗が最終回に暖を思い出した瞬間が、ストーリー中で何処より涙腺が緩くなった
寺門類が徹底的な屑として、大体のダーティーを背負って殺されてくれたから、大団円を迎えられたのかな
入間貞吉とファリア・新海、この二人はもう、出て来ただけでダンディ
他にも紫門恵、尾英一朗、土屋慈、出口文也、安堂完治、天野満、牛山直紀、尾崎実と、脇を固める役まで、きっちりとスポットライトが当たる場面が有り、観応え十分
何より、紫門暖がひたすら素敵だった
「IQ246」の時も思ったのだけれど、ディーン・フジオカさんが兎に角、格好良かった
“復讐”の物語なのに清々しく終わらせてくれたので、仕事から帰って来て観るには最適
今月も相部屋の坂東亀蔵さんとも毎週、このドラマの話題で盛り上がったしね
さて、来月からは僕の大好きな沢村一樹さん主演で生まれ変わった「絶対零度」が楽しみだな
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何だろう
四、五日前から、朝起きても疲れが抜け難くなって来ているみたいだ
突如、降って湧いた貰い事故で頭を煩わせる難題も勃発してしまったし
こちらはただ、頼まれただけだったのにな
それも原因の一つだろうか
昨日、今日は舞台上で一昨日みたいな大ミスはせず、取り敢えずはペースを取り戻す事は出来たけれど
やっぱりまだ、体力回復し辛くなっている気がする
いや、一昨日は僕らしくもない落とし穴に陥ってしまった
近頃、書き物は多く演って来ていた筈なのに
あんなのは初めてか
初めてではなかったにしても、数十年、十数年振りではなかったろうか
少なくとも、自分の記憶には無い
中村雀右衛門の兄さん、中村芝翫の兄さんがフォローして拾ってくれた御陰で、客席は笑いに包まれて、一先ず事無きを得たが
両兄さんには御礼を言っても言い尽くせない
また、御詫びをしてもし足りない
中村児太郎さんにも昨日、二人で会話のやり取りをする場面の時から「確かにいつものお兄さんの芝居のペースじゃなかった」と言われた
相手役の後輩が感じる位、自分でも気付かぬ内に既に何かの階段を踏み外し掛けていた様だ
自分自身としては、笑い事じゃなかった
頭の中が真っ白になって冷や汗が止まらなかったし、取り乱したし、一瞬、大袈裟ではなく本気で「知らぬ間に若年性の認知症を発症していて、それが進行してしまっていたのではないか」とか「脳梗塞ではないか」とかを疑って、怖くなってしまった
ほら、良く脳梗塞って「言葉が出て来なくなる」って言うじゃない
一昨晩から昨日の朝に掛けては、あの場面の繰り返す夢を見てうなされもした
それ程の大エラーだった
痛めている左足も未だ本調子に戻っていない感覚だ
何だかんだ言っても、八ヶ月間連続で舞台に出ているし、無意識に身体に疲労が溜まって経年劣化気味になっているのか
今月もまだ半分近く残ってるのに
こんなのじゃ、先が思いやられるな
メンテナンスと適度の休養ってのは必要なのかも知れないね
身体が疲れ切るとどうしても睡眠時間を欲して七時間とか寝てしまうのだけれども
そうすると翌日、逆に身体が重くなり、起きられなくて良くない
寝過ぎか
いいのは五時間程度、深く眠りに落ちられた時
これが翌日が一番楽
確かにちょっと睡眠が足りない気はするんだけど、自分的には覚醒出来るし、此処がベスト
自分の身体を巧く乗りこなせてる感じがする
睡眠時間の調整、難しい
兎に角、千穐楽まで残り十一日間
スタミナ切れしない様にペース配分をしながら、その日その日の集中力を切らさず、全力投球して行くのみだ
来月は一ヶ月の公演には出演しない予定だから、人間ドックに行こう
そして、確かに少々、身体よりも先ずは気を休めたいかな
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仕事が終わってからの酒が滅茶苦茶美味い
殊、国産ウィスキーの話だと、角や響、白州も勿論だが、ハイボールにするなら山崎は別格だ
少し勿体無い飲み方な気もするけど、美味いんだから仕方が無い
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今月、歌舞伎座の夜の部で演じている「巷談宵宮雨」の虎鰒の太十と云う役
中村京妙さんも「太十、いい」と、誉めてくれた
そうなのかな
自分じゃ自信なんか持てる性格ではないし
普段、誉められる事が全然無いから、あまり実感は湧かない
けれども
でも、貶されるより、誉められた方が確かに嬉しいな
特に、幕内の人達にそう云う言葉を掛けて貰えると凄く救われる心持ちになれる
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