尾上松緑、藤間勘右衞門の日記

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2018.01.27 Saturday

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今月、国立劇場大劇場にて上演されていたのは「世界花小栗判官」
今日、無事に千穐楽を迎えた
外題は色々と変われども、僕が演じていた漁師浪七実は美戸小次郎
この役を今までなさって来た、坂田藤十郎の兄さん、市川猿翁の兄さん、市川猿之助さん、当時、市川段治郎だった喜多村緑郎さん
今回、自分が浪七を演るに当たって、改めて記録を観直して勉強したけれども、どなたの浪七もそれぞれの工夫と魅力が有って素敵であったな
「格好いい」と思った所はモデルにさせて頂いた箇所も有れば、自分オリジナルな工夫でプランを通した所も有る
殺陣師の山崎咲十郎さんがいい手を付けてくれて、立廻りの面子が奮闘してくれた御陰で、自分なりには手応えを感じられた一ヶ月では有った
「歴代の浪七役者に並べる浪七」と、観たお客さんに思って、喜んで頂ければ良かったのだが
果たして、僕の浪七はどうであったろうか
おこがましくもまた、恐ろしくもあるけれども、歌舞伎役者と云う稼業をしている以上、そうである事を望むし、そう言って貰えたならば幸いだ
さて、明日は坂東巳之助さんの結婚披露宴

17:42 | - | - | - |

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