尾上松緑、藤間勘右衞門の日記

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2018.07.02 Monday

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正面切ってお逢いして、お話しした事は無い
ただ、良く歌舞伎は観に来られていた
いらしている時は割と前の方の客席が多かったから、僕が投げた手拭いをキャッチしてくれた事も有った
あの目には僕の芝居はどう云う風に映っていたのだろう
何度か高座を拝見させて頂いた事も有った
あまり落語を沢山観る方じゃない僕からしたら、今、考えたら、一番好きな噺家だったのかも知れない
無駄に力が入らない、飄々としていながら、確実な語り口は、或る意味、僕と正反対で“羨ましい”とも“見習わなくては”とも思った
「笑点」も楽しかったな
一つの信念に向かって、邪心に取り憑かれる事も目を眩まされる事も無く、ひたすら硬派に求道して行かれる姿
格好いい
目標にしたいとすら感じる
桂歌丸さん、慎んで御冥福を祈りたい

20:39 | - | - | - |

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