尾上松緑、藤間勘右衞門の日記

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2018.07.10 Tuesday

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夕方から時間が空いたので、今日も新宿の末廣亭に寄席を観に来た
千穐楽
夜の部の前座の落語からしっかり観た
柳亭楽ちんさんの「寿限無」
実は「寿限無」は僕が子供の頃に初めて聞いた落語
懐かしかった
立川幸之進さん、昔々亭桃之助さん、桂三四郎さん、春風亭柳太郎さん、山遊亭金太郎さん、立川談幸さん、春風亭柳好さん
面白く、また、それぞれの皆さんの演り方、口座への立ち方に色々と考えさせられた
昼の部の切の滝川鯉昇さんの途中から入って行ったので失礼しちゃったな
一度、鯉昇さんの噺もちゃんと聞いてみたい
講談は神田鯉栄さんの流山動物園の話
彼女のファンにもなってしまった
盛り上がった所で時間切れと相なった
続きが聞きたい
神田松之丞さんの堀部安兵衛武傭の話
「忠臣蔵」には我々も良く携わる
しかし、実は古典歌舞伎だと、安兵衛が活躍する場面は殆ど無いのだけれども、松之丞さんの物語で決闘の様子が頭の中に浮かんで来た
わくわくしたね
もう一遍、来られて良かった
談幸さんの落語が「仮名手本忠臣蔵」の話、次の松之丞さんが高田馬場
偶然にも自分にも所縁有る「忠臣蔵」続きでテンションも上がった
神田松鯉さんは村井長庵の物語
これも先々週に聞いた怪談「乳房榎」同様に、歌舞伎にも有る演目だけに唸りながら拝聴した
前回の下男正助と云い、今回の早乗り三次と云い、江戸弁と役の使い分けの勉強になった
自分が歌舞伎の演目「村井長庵」に出るのなら、長庵よりも三次を演りたいと思った
松鯉さん、生粋の江戸っ子かと思いきや、あれで江戸の人じゃないと言うんだからびっくりだ
こうやって観てみると、落語家、噺家、講談師を生業としている人は押し並べて大概、皆さん、格好いいな
いや、中には今まで糞格好悪くて塩っぱい落語屋に遭遇した事が無い訳では無いんだけれどね
話を戻そう
ウクレレ漫談のぴろきさん
ゆるキャラだよね
TVでは観た事は有ったが、生は初めて
ストラップも買ったから、ガラケーに付けておこう
漫才は前回と同じくWモアモアと宮田陽・昇の二組
今日も笑った、笑った
そして、実はぴろきさん、Wモアモア、宮田陽・昇、五人さん共に滅茶苦茶シニカルだよな
やっぱり、こう云うのは生の方が格段に楽しい
生で観ないと魅力は半減する
大神楽の鏡味正二郎さん
凄かった
凄まじかった
一つのミスも無く、あの曲芸をポーカーフェイスで飄々と披露するなんて
「見事」以外に言葉が無い
俗曲は桧山うめ吉さん
ほっと一息吐ける
彼女のも御座敷芸と呼んでいいのかな
明日からまた始まる末廣亭の寄席には去年、僕が少しだけ教えて頂いた
或る意味、師匠でもある鏡味仙三郎先生が出られるそうな
時間を作ってまた、是非、それも観に来たい
さて、一昨晩はトークショーの後に中村鷹之資さんや市川新十郎さん、山崎咲十郎さん、松竹株式会社の若手社員達と飲み(勿論、鷹之資さんは酒を一滴も飲んでいないし、僕等成人も勧めてもいない)
昨晩は中村松江さん、坂東亀蔵さん、清元雄二朗さん、川本裕之さん達と飲んで、近頃はペット孝行をしていないからな
今晩は一度帰って、犬達を連れて、散歩がてら友達の日本酒バーヘ晩御飯に飲みに出るとするかね
我が犬達は最近「この腐れニート親父、飲んだくれてばかりいて全然、仕事しないな、いつまで家に居るんだよ、早く仕事しろや」と、多分、思っているのだろうな
いや、それはひょっとすると、娘と息子も同じかも知れないな
嗚呼、怖い、怖い

21:17 | - | - | - |

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