Profile
Search this site.
アクセス数
アクセスカウンター
MOBILE
qrcode
Others
<< 852 | main | 854 >>
853

酔っ払ったし、少し僕のパートナーの話をしよう

学生時代の友人があまり多くなかった僕には、学校と云う腐った軛を離れてからの方が友達は多い

歌舞伎役者を含めてね

今、友達と呼べる人々は皆、僕の何よりの宝だ

彼等、彼女等が居てくれるから自分は日々、生きていられるのだと痛感している

その中の一人の男との出逢いと付き合いは或る意味、特殊で深く濃い物だった

知り合ったのは二十歳前後の頃か

何から何まで僕とは全く違う世界の住人だった

一発目から衝撃的だった

良くも悪くも物凄い影響を受けた

どちらかと言えば悪い影響の方が多いか

でも、最高だった

楽しかった

毎日、仕事が終わってから飯を食い酒を飲み

朝、寝ずに仕事に行くまでずっと一緒に行動していた

それは今でも心の中に残っている

二人で人様に言えない様な事も随分したね

あまり誉められる男ではなかった 

どうしようもない男だった

だが、大切な友達だった

放っておけない奴だった

もう、逝って十一年にもなるそう

彼が事故で死んだその晩も、まさに手が届く場所に居た筈なのに

逢いに行こうとした時にはもう遅かった

時が過ぎるのは早い

僕の想いだけを残して勝ち逃げしやがった

文字にすると安くなって嫌なのだが、今、思えば愛情と友情が半分ずつの想いだったのかも知れない

愛する馬鹿

今日はそんな彼の誕生日

HappyBirthday、Kaz

誤解を恐れずに言えば、彼の様な気狂い染みた位の怖い物知らずで生きられればと、今も思っているよ

憧れていたのかも知れない

自分も四十五歳を過ぎた今、あんな無謀はもうしないし、出来ないけれど

共に駆け抜けた時間は十五年程度と短い物だったけれど

一生忘れない

そして、彼が死ぬ直前に知り合った、仲のいい弟分の誕生日でもある

それが偶然重なるのも何の因縁なんだろうか

二人を引き逢わせてみたかった

きっとお互い、第一印象が悪い所から始まったろうな

それを酒飲みながら笑って見ていたかった

| - | 03:58 | comments(6) | - | このページのトップへ
こんばんは。

どれだけ大事な人だったのか、すごく、伝わってきました……

私も、大事な人をなくした経験があります。

その人のことは、大切な人なのに
忘れたくないけど、考えたくないような、涙が止まらないような……
言葉では、うまく表現できないのですが
屈折した思いに、とらわれています。

松緑さんのように
『最高だった』
『楽しかった』
私も、そう言えるようになりたい……

出会って、素敵な時間を過ごせたことを大事にしたい……

松緑さんの文章を拝読していると、時折、このような感じに
私の心の、よくわからない部分の、何かに気がつくことがあります。

15日になってしまいましたが…
私からも、お祝いを言わせてください。

ハッピーバースデー。
| ひよこ | 2020/05/15 8:51 PM |
松緑さんにそんなふうに思って貰える方は本当に幸せだと思います。
大事な人を失うと、喪失感が…ね…
私は凄く仲良かったと言うほどではないけれど、高校時代の友人(割とはっきりものを言える人で、私は全然違ったから彼女の性格に憧れもありました)が23歳の時に一人で逝ってしまったと、誰にも看取られずに突然逝ってしまったと、数年後に友人に聞いて、ただただショックでした、しかも彼女が亡くなったのは私の誕生日でした、幼馴染が私を祝ってくれてた日に彼女は一人で…と思うと、とても今でも苦しくて、彼女の声や話し方思い出して、堪らない気持ちになります。
そうやって呼ぶことはしないけど思い出すだけで供養になるのかな…と思うようにしてます。

松緑さんのブログで救われる思いです、ありがとうございます。
| 加奈 | 2020/05/15 2:26 AM |
松緑さんへ

人生のうちで、心から惚れる人物、
友達でも、先輩でも、恋人でも、そういう大切なひに会えるのは、幸福な時間ですね。

昨日は、幼い頃から兄弟みたいに育った従兄弟の命日でした。同い年でね。
男の子でね、私は女だけど、従兄弟とは色気無し。でも、幼い頃から一緒によく遊んだ。
高校に入る春休みには、開演前のディズニーランドに行ったし、鎌倉の寺巡りもした。
男女だけど、本当に色気無し。

彼は随分頭が良くて、よく勉強して、
ドイツに留学し、帰国してから大学の先生になった。輝かしくて、私なんかよりずっとできる人で。
そんな、従兄弟が、5年前に、咽頭癌になり、
声も失い。でも、従兄弟は弱音を吐かずに大学の講義もパソコンでやっていた。
でも、病気になってから死ぬまで、本人の希望で
一度も会わなかった。
死んでからも墓参りして無い。

本当に大切な人を失うと、折に触れ、どうしようもなく、深い闇の底へ、崖から突き落とされそうになる。
自分もいつかあの世に行くけれども、
時間の経過は残酷ですよね。

この世で、大好きな人に巡り合えただけでも、
その時は幸せだった。

生きているのが苦しい時、孤独の闇に突き落とされそうになる時、松緑さんの芝居を見たくなる。

大切な人、父も、母も、従兄弟も、みんなあの世にいっちゃったけれども、生きている限りは
何とか元気で、ワクワク、ドキドキ、痺れるような貴方の舞台をまた、観に行きたいです。

好きな人には、いつか、あの世で会いたいですね。
| Aikurose | 2020/05/14 6:57 PM |
ちょうど「Count on me」(Whitney Houston&CeCe Winans)を聴きながら、友情とは何ぞやなどと考えておりました。
松緑さんのお話、沁みました。
| うるりっひ | 2020/05/14 1:06 PM |
Kazさん、お誕生日おめでとうございます。
ずっと思って下さるお友達がいて、Kazさんも幸せなことと思います。
私は友達が少なく親友と呼べる人もいないので、松緑さんとKazさんの友情が正直羨ましいです。
期間としては長くなかったかも知れませんが、その分密度の濃い時間を過ごしていらっしゃったのだと思います。
憧れられて一緒にバカをやれて尊敬できる親友、人生の中でそんな人と出会えることは奇跡みたいなものなんでしょうね。
| たこぼう | 2020/05/14 7:20 AM |
わたしにはいないので、そういう風に思える友達と出会えた松緑さんがとても羨ましいです。

親友さん、弟分さん、お誕生日おめでとうございます!
| めろの | 2020/05/14 4:15 AM |
コメントする