歌舞伎役者
四代目尾上松緑
日本舞踊家
六世藤間勘右衞門
己が吐き出す為だけの
取るに足らぬ残日録
無断の転載や
スクリーンショットの盗用等
断じて願い下げる
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根っからのミラニスタの僕だが、今はナポリのサッカーも観ていて楽しい
エディンソン・カヴァーニ、エゼキエル・ラヴェッシ、マレク・ハムシク達から始まる変幻自在の攻撃はワクワクする
次の移籍マーケットでも是非、お金に転ばずこのままナポリに残留して盛り上がるサッカーを続けて欲しい

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今年の一月末には俳優祭の「絵本太功記」にて真柴久吉を勤めた
先代の中村勘三郎の小父さんや父が演じた印象が強い役
また、僕の師匠である尾上菊五郎の兄さんもなさる事が多い
それぞれ凛とした二枚目を得意とされる先輩達
勿論、足元に及ぶべくもない事等百も承知だが、同じ役を演じてみて、嬉しいのだけれど少し面映ゆくもある
そんな感じで柄にもなく凛々しく爽やかな男を演じる機会が最近増えて来ている気がする
嬉しいのだけれど、やっぱり少し面映ゆくもある
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そう言えば今月は昨日までに婦人画報と云う雑誌や来月のプログラムの一言、その他に幾つか新聞の取材を受けた
その時のライターの女性達や記者さん達とカメラマンの男性達が気持ちのいい方達で、どれも程良い距離感で取材を受けさせて貰った
どうやら僕は取材等が嫌いで断り続けている偏屈な人間だと思われている様だが、一概にそう云う訳だけでもない
確かにTVや映像に映るのは決して得意ではないのだけれど、取材に関しては内容の主旨、歌舞伎や日本舞踊の事を整理して行き当たりばったりじゃない質問をきっちりと道理立ててぶつけてくれ、わざと曲解したりせずに僕の伝えたい言葉をちゃんと文章にしてくれるならば大喜びで受けさせて頂きたい位なのだ
でも、お互いに相性の合う取材者さんとはなかなかお目に掛かれないのも残念ながら現実
そう云う意味でも先日から立て続いた取材は或る程度の本音も話せた、こちら側からしても実に気持ちいい仕事だった
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明日は藤間勘右衞門として国立劇場小劇場にて、藤間勘次さんの舞踊会で清元「鞍馬獅子」を踊る
勘次さんの卿の君で、僕は御厨喜三太
喜三太を踊るのは結婚の遥か前の藤間流大会以来だからほぼ二十年振り位か
その時の卿の君は有難い事に尾上菊五郎の兄さんに出演して頂いた
今になって当時の記録映像を見直したら、あまりに自分本意にしか踊れていなかった事に赤面のし通しだった
そんな今以上に右も左も分からなかった当時の僕を見捨てずにリードして下さったのがまるで昨日の事の様に懐かしく、また有難い
今回、久し振りに「鞍馬獅子」を勤めるに当たってそんな事を思い出した
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今年一月、ル・テアトル東京での公演では「妹背山女庭訓」で鱶七を勤めていた
祖父、父の得意とした役だっただけに緊張もしたがとてもいい勉強になり、充実した一ヶ月でいい新年のスタートを切れたと思う
祖父や父が鱶七をどう演じたか色々な助言を下さり、何より相手役に抜擢して大きなチャンスを与えて下さった坂東玉三郎の兄さんには本当に感謝
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今晩は「土曜ワイド劇場」で「温泉マル秘大作戦11」が放送される
実は僕は2時間サスペンスドラマがかなり好きな訳だが、これは好きな俳優さん、女優さんが多くレギュラー出演しているし、美味しそうな料理も映像で沢山楽しめるので特に気に入っているシリーズの1つ
従って、今日は仕事が終わったら真っ直ぐ家に帰って御飯を食べながら観ようと思っている
今日1番の楽しみ、今からウキウキだ
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7
このホームページ上の絵は、僕が演じた役をほぼ毎月描いて送って来てくれている関西在住のファンの方にたってのお願いをして新たにデザインして貰った
もし彼女が快く引き受けてくれなかったら今回のホームページ開設は無かっただろう
とても有難く思っている
彼女から届くイラストはいつも楽屋の鏡台前に飾らせて貰っているのだが、どれも実物よりも遥かに可愛く描かれていて何だか過大評価な気もして嬉しい反面照れ臭くもある
僕の様な造作でも描き方次第でこんなに見られる作品になるのかと、その絵心にただただ感心するばかり
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今日はこれから来月の公演「仮名手本忠臣蔵」で勤める役の一つ、高師直の拵えでの宣伝写真撮影だ
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今日は清元延寿太夫家元にお声を掛けて頂き、国立劇場小劇場にて祖父の清元の師匠でもあった清元栄寿郎先生の五十回忌追善演奏会で「遍路」を踊る
「遍路」を踊るのは今回が初めてだが、祖父が晩年に振り付けて好んで踊っていた大曲である
年齢を重ねてこそ深い味わいの出る難しい曲なので、これから何回も挑戦して死ぬまでに何とか自分の手の内に入れたい
この演奏会で立方を勤められると云う事に、祖父や父の頃から繋がる様々な縁を感じずにはいられない
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