歌舞伎役者
四代目尾上松緑
日本舞踊家
六世藤間勘右衞門
己が吐き出す為だけの
取るに足らぬ残日録
無断の転載や
スクリーンショットの盗用等
断じて願い下げる
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このホームページ、平均すると今は一ヶ月に三万人前後の人が訪れている様だ
それが多いのか少ないのかは僕には分からないが、それでも舞台以外は真実、目立つ事が大嫌いな僕如きの備忘録程度の走り書きを、何故見に来る人が存在するのだろうか
全く意味が分からない
もし、もし楽しみにして読みに来ている人が存在するのだとしたら
然程、面白味の無い事ばかりしか書けなくて大変申し訳無い
そんなにドラマティックな大した人生を送っている訳では全然無いのでね
だが、多少なりとも興味を持ってくれている人が居ると云うのは多分、これは僕の計り知れない部分で有難い事なのだろう、きっと
だったら、それに応えるべく懸命に勤めばな、舞台の上で
話は変わるが此処の所、尾上菊之助さんの結婚や坂東亀三郎さんに息子誕生等、我が尾上菊五郎劇団の同期達に目出度い事が続いている
満更、歌舞伎界も悲しいニュースばかりじゃなく、寂しい事の後には嬉しい事も有るよって話
殊に亀三郎さんの息子は僕と同じ誕生日
この二月五日生まれってのは、器量優れて気高き生まれ付きで気性穏やかにて純真無垢、品行方正、公家、高家の子息と言っても恐らくは恥ずかしくないと大概相場が決まっている
成長したら飲みに連れ回すのが今から楽しみである
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神田の藪が火事で全焼だって、それは本当の話なのか
一体、何が起きたんだろう
驚き、と言うよりもかなりのショック
好きな蕎麦屋さんの一つだから実に心配だ
ちゃんと営業再開出来るのだろうか
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百田尚樹さんの「モンスター」と云う小説を読んだ
身体の芯から底冷えして来る様な、とても僕好みの話だった
真梨幸子さんの「殺人鬼フジコの衝動」とか柳原慧さんの「コーリング“闇からの声”」とはまた違う屈折した凄味
この主人公みたいな女性には愛されても憎まれてもどちらにしても恐ろしいだろうね
拘らうのは出来れば遠慮したいタイプ
性別も生き方も行き方も違うし共感は無いが、主人公のストイックなまでの狂気が闇を孕んでいて文句無しで実に面白い小説であった
話は全く変わるが、今年はこの二月、歌舞伎を含めて公演に全く出ていないのにいつもと変わらず誕生日やヴァレンタインのプレゼントを沢山頂き誠に忝ない
甘い食べ物が好きではない僕に、それを気遣ってお酒やお茶、お煎餅等、色々と考えて送って下さるのは本当に嬉しい
有難い事だ
さて、そのヴァレンタインの翌十五日
つまりは昨日、丸一日掛けて人間ドックに入って来た
個別の検査はちょくちょくして貰ってはいるんだけど、血液検査から胃カメラ、エコー、MRI、CTスキャン等、一通り全て調べたのは数年振りだから凄く久々だった
結果はまだ聞いてない
数年前の結果はガンマ以外は悪い数値は見当たらなかった
しかし、今回は正直言って色々と時期的にも気分的にも体調的にもおっかない気がする
此処までの人生、暴飲暴食、寝不足、不摂生、オーヴァードーズ
自分でも笑っちゃう位自儘自堕落に生きてるからね
いい要素が何処にも思い当たらないし見当たらない
うん、いい訳が無いな
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