そして、今日と明日がいよいよ歌舞伎座での藤間流大会だ
この藤間流大会と云うイヴェントも、自分の六世藤間勘右衞門襲名以来、いや、それ以前から今まで何度も経験して来た筈なのに、今回は何だか凄く緊張して、昨晩は殆ど眠れなかった
正直、自分の事よりも子供達の事に気が行ってしまい、自分一人が踊るよりも余程、神経を使っている
こんな事は初めてだな
兎に角は、ゲストの御二人、門弟の皆さん、演奏家の先生達、スタッフの方々、その他にも協力して下さっている全ての人達と協力して、この二日間を盛会、且つ無事に終わらせられる様にベストを尽くすだけだ
先日の日記で紹介した自分や子供達の出演する演目以外にも、とても素晴らしい舞踊が沢山並んでいる
特に僕がお勧めなのが、清元「斧琴草」、「喜撰」、「お祭り」、「双六」、「青海波」、「玉屋」、奏風楽「牡丹花抄」、長唄「風流船揃」、「藤娘」、「都風流」、「たぬき」、「旅」、「雨の四季」、常磐津「菊の栄」、「大阪めぐり」、「朝顔売り」、大和楽「花洛道成寺」、荻江「金谷丹前」、義太夫「万歳」、「道行旅路の嫁入」、文楽「大蛇」、「さるかに合戦」と云った辺りだ
観にいらして下さる方にも是非、楽しんで行って貰いたい
さて、そろそろ出発して、開演の準備をしなくては