歌舞伎役者
四代目尾上松緑
日本舞踊家
六世藤間勘右衞門
己が吐き出す為だけの
取るに足らぬ残日録
無断の転載や
スクリーンショットの盗用等
断じて願い下げる
403
何処の党のどちら様って名前の参議院議員だっけね
政治資金でライザップに通っといて、その言い草が「本人のダイエットの為ではなく、ライザップの肉体改造がどの様な物か体験して見識を高めスポーツ振興に役立つのか確かめる為だった、政治活動の一環で、支出に問題はないと認識している」
成程ね
それなら、料亭で飯食っても、花街やクラブで酒飲んでも、ドラッグやっても、土地転がしてマンション買っても、あまつさえ人を殺しても「どの様な物か体験して見識を高め、業界振興に役立つのか確かめる為だった政治活動の一環」な訳だ
阿呆抜かしてんじゃないよ
厚かましいにも程が有る
その小見山幸治氏とやらっての自身がまさに政界の贅肉だ
体重の落とし方なら、僕が教えてやろうか
お里が知れる
全く、政治家ならぬゴロ紛いの政治屋ってのはいい商売だよな
口先が達者で詭弁を弄するのだけが取り柄な商売の奴等の癖に、言い訳にも何にもなっちゃない
秘書やブレーンも、もうちょっとはマシな逃げ口上考えて宣わらせてやってみろって
この情け無いのが党員だもんね
そりゃ、民主党も駄目な筈だ
所詮はこんな素人の群れだから、漸く棚牡丹で政権取れた所で何も出来ないで、折角の唯一無二だったチャンスを台無しにしたんだよ
与党としての仕事もライザップも、慣れない事は身にならないんだから、最初っから手を出さないで指を咥えてるだけの方が、よっぽど、火傷しないで無難なんじゃないのかね
そして、便所の紙程の役にも立たない輩が関わり続けてる限り、日本の政治が良くなんかなりゃしない
良くなる訳が無い
ただ、一言
馬鹿
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402
今、一人酒飲んでるんだけど
初対面なのに礼儀も知らず、回りの年長者が皆、お互いに気を使ってるのに、場も弁えずに敬語すら使えないでひたすらはしゃいで自分の武勇伝だけを語り続ける小僧
やっぱり、どんな種類にもせよ、漏れ無く馬鹿と云う種族の存在は厄介で、尚且つ怖い
迷惑だし、付き合い切れない
こっちは放っておいて欲しいんだよ
一人で飲みたい気分なんだ
分かれよ
でも、分からないんだろうな
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401
いや、急激に寒くなって来たね
さて、今日の分の仕事と先生との擦り合わせも終えて、取り敢えずは一安心
でも、いよいよ目が衰えて来たのを今月の興行中辺りから痛感してたから、夕方から眼鏡屋さんに行って視力検査をして貰って、コンタクトレンズを買って来た
僕も本格的にコンタクトレンズ使い
前から分かってたんだけど、やっぱり乱視が相当に来てるみたい
先ずは裸眼で細かく測ったら右は0.2で、左が0.4
って、ちょっと待てよ
そんなに悪かったか
そりゃ、目も霞んで見辛い訳だわ
しかし、一気に悪くなったな
この間までそんな筈、無かったんだけどな
かなりのショックを受けたね
坂東亀寿さんや、弟子の尾上緑達、コンタクトレンズ愛用の先輩達に話を聞いて、使い易いらしい1Dayから始めてみた
右は−1で左は−0.75、この単位を忘れない様に書いとかないと
これを入れると両目の視力は1.2
確かに、世界が変わった、開けた
気が付かない内に徐々に悪くなって行ってたんだな
こりゃ、手放せんわ
これからはこの度数のコンタクトレンズを買えばいいのね
当分は仕事の時だけ装着する様に楽屋に置いといて、楽屋入りしたら入れて、帰り際に外して捨てればいいやね
それから、話は変わるが、今日は福山潤さんの誕生日
確か、37歳になったんじゃなかったかな
彼にはいつも仲良くして遊んで貰ってるし、舞台もそっと黙って急に観に来てくれるんだよね
来月に入って2人共に落ち着いて時間が出来たら、いつも飲んでるメンバーで誕生日パーティーをする約束になっている
福山さん、HappyBirthday
「おそまつさん」、ちゃんと初回から観てるし、保存用にハードディスクにも落としてあるよ
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400
そうか、明後日は歌舞伎座でも本興行の前に第245回子供歌舞伎教室として、長唄「藤娘」と長唄「正札附根元草摺」が上演される訳だけれども
その前に、今日は国立劇場大劇場の方で本公演の通し狂言「神霊矢口渡」終演後に第十七回伝統歌舞伎保存会研修発表会が有るんだった
そちらの「神霊矢口渡」では、本公演では中村歌六兄さんが演じている渡し守頓兵衛を、友人である中村吉之助さんが確か演じる事になっていた筈だ
僕は歌舞伎座に出ているから観に行けないが、持てる力を全て発揮していい舞台にして欲しいね
及ばずながら、東銀座から応援の念を送らせて貰うよ
吉之助さん、ファイト
今日の今日になってしまうけども、時間と懐に余裕の有る方は是非、観劇に行って頂きたい
また、明後日の歌舞伎座の第245回子供歌舞伎教室の方も興味の有る方は是非、エールを送りに来てくれると出演して勉強している後輩達も喜ぶのではないかな
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399

いやはや
最近は無いと思って、安心し切ってて迂闊だった
すっかり忘れてて、安易に手紙の封を切ってしまった
やっぱり、彼のファンはディープ&コアでおっかないな
一番最初は遥か昔に僕が、と或る書き物の作品で親友の役を演った時、そこから断続的に来る様になったから、今回が初めてな訳じゃ無い
恐らくは同じ人物なんだろう
別だとしたら、同じ様な考えの人物が複数存在すると云う事で、それはそれで恐ろしい
特に今月は、僕も親戚として心から祝福して、喜んで舞台に出てるつもりなんだけどな
それが客席に伝わってなかった事が何より率直に悲しい
「折角、わざわざ東京までお祝いに出て来ても、舞台の上に貴方の醜い顔が有ると、目出度い物も目出度くなくなり、貴方を見ない為に目を伏せていなければならない、縁起が悪くなるから私は貴方を見たくない、出てくれるな、組んでくれるな、一座してくれるな、貴方の顔は二代目尾上松緑の孫、初代尾上辰之助の息子と云う世襲の七光りが無ければ舞台に立つ価値なんか無い、お金を払って切符を買ってるんだから、私にはそれを言う権利が有る」とまで書かれては、さ
親戚の端くれにも、歌舞伎役者の末席に数えるのも憚られてしまうのは、まさに全てが自分の責任なんだ、と思うとね
流石に心は折れるわな
誰に何と言われようとも、僕も一応はプロだからさ、舞台には今日からも昨日までと同じ気持ちで立つけれど
だから、普段から顔を知らない人からのファンレターの類いは、いや、知っている人だとしても、限られた一部の人以外の物は一切合切、敢えて読まない様にしているのに
何で、今朝に限って、ポストに入ってた封筒を無意識に開けちゃったんだろうか
寝惚けてたのか、昨晩の酒が残っててうっかりしてしまったのか
無記名の手紙は脅迫状同様の嫌がらせだってのは、今までの経験上、嫌と言う程に分かってたのに
兎に角、自分の不用意の所為でしばらくの間は鬱々として、やってられない気持ちで過ごしてかなきゃならないだなんて
愚かな己が呪わしい
そんなに嫌われているとは最早、笑いしか出て来ないね
彼との関係は悪くない筈だし、これからも悪くはしたくない
彼自身からは「また、来年の五月とかに一緒に何か演ろう」と、声を掛けてくれているんだけれどもさ
彼のファンに「組むな、絡むな、一座するな」とまで書き放たれちゃ
これは困った
今後はもう、一緒しない方がいいのかな
僕は残念だけども
本気で悩むよ
彼のファンがそう望んで、求めて来てる訳だからね
確かに、精神的にはその方が寿命が縮む事は少なさそうだが
さて、どうしたらいいだろうかね

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398
今月の歌舞伎公演では、昼の部で「若き日の信長」と云う演目に出演している
僕の役は木下藤吉郎秀吉
言うまでもなく、後の豊臣秀吉だ
主役の織田上総介信長は市川海老蔵さん
この藤吉郎はし所は決して多くはない
しかし、物語の後半、信長の一番近くに接する役
この海老蔵さん演じる信長が格好いいんだな
とても好きなのは、最後の場面で彼が「一人か、この広い世界に俺、一人か」と呟く所
僕の中で海老蔵さんと信長がシンクロして、毎日、背中で聞いていて胸に迫って来る
海老蔵さんファンには大変申し訳無いけれど、あの場面をどのお客さんよりも堪能しているのは間違い無く僕だね
しばらく振り二回目の藤吉郎、今回は或る種、特殊な思い入れを持って舞台に臨んでいる
これは先日、市川新十郎さんと山崎咲十郎さんと飲んだ時に泥酔して、不覚にもつい喋ってしまったが、もう彼等以外はお客さんと云えども分からなくていい、僕と僕演じる藤吉郎だけが心の中で分かっていればいい思いなのだ
また、夜の部では歌舞伎十八番の内「勧進帳」の源義経も勤めている
初演は歌舞伎座での二代目尾上辰之助襲名披露興行で、今回が実に十五年振り三回目
初日前に、武蔵坊弁慶をなさっている松本幸四郎の叔父さんに「テクニック云々ではなく、君が忘れている、昔のただの“あらしちゃん”だった少年の頃の純真無垢な心の義経でぶつかって来て欲しい」と云う注意を受けた
今もアドヴァイスを色々と下さる
純真無垢
僕には到底、似合わない言葉で、とても難題なんだけど、確かに「勧進帳」の義経の肚に必要なのはその部分だ
弁慶への愛
正統派超絶二枚目の先輩方が演じて来られているイメージが強い貴公子故に、柄じゃないのは自分でも百も承知
ただ、三回目にして今回初めて、初日前の稽古中から不思議と照れは全く無かった
「この役を行儀良くきっちりと消化出来たら、何かまた一つ、考え方や道の進み方に幅が持てるのではないか」と、毎日、義経と云う役に正面からぶつかり、試行錯誤しながら演じている
貴公子だけに奇行種にならぬ様に
弁慶、義経、富樫左衛門の三役を演じてみて、勿論、それぞれ皆、大変に気力と体力が必要な役だ
しかし、誤解を怖れずに個人的見解を言わせて貰えば、殊、精神力のみに関しては義経が来ると思う
「台詞が少ないから大した事無いだろう」みたいな事を言う、何も知らない馬鹿も居る
そんな「勧進帳」が何たるかをも知らない奴は放っておけばいい
顔を出している時間も台詞の数も少ないのに、“三幅対”と言われるだけの役だからこそ、難しく奥深い役なのだよ
終演後は荒事や悪役、江戸っ子等の、演り慣れている役の時の疲労感とはまた別な精神力の使い方をしているのを身に沁みている
この感覚、実に、実に久々だ
ちなみに、我が息子は三役の中で「弁慶が一番格好いい、弁慶が演りたい」と宣うている
恐らく僕はもう、今後一生手掛ける事が無いだろうだけに、そう胸を張って言える息子が末恐ろしくもあり、また、末頼もしい限り
公演日数は今日を入れて残り十日
体力的には決して辛くないが、今月もまた、精神的な意味で演り甲斐の有る月ではある
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何と
山岸舞彩さんに続いて、中田有紀さんまで結婚してしまったら、一体これから先、僕は何を楽しみにニュースを観たらいいのだろうか
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今朝、起きたら右の二の腕が少々、ズキズキしている
昨日から今月の歌舞伎座での歌舞伎興行、吉例顔見世大歌舞伎十一世市川團十郎五十年祭の昼夜の出番の間に来月の歌舞伎座、十二月大歌舞伎で上演する「重戀雪関扉」の稽古を始めた
ちなみに常磐津「積恋雪関扉」の関守関兵衛実は大伴黒主は舞踊家として何度か踊った事は有るが、今回のヴァージョンは坂東玉三郎の兄さんの考案で常磐津と竹本の掛け合いになるので、どうなるかが新鮮で自分でもまた興味深い
それでかなり踊り込まなければならない稽古だったので、なかなかハードだから、その所為での筋肉痛か何かかと考えていたのだが、どうやらそうではないらしい
思い返してみると、昨日はインフルエンザの予防接種も受けたんだった
どうやら、それの鈍痛が残ったみたいだ
確かに筋肉注射は静脈注射よりも後に嫌な違和感が残る物だけど、今まではこんな事は無かった筈だよな
どうしたんだろうかね
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今日一日の仕事が全て終わって、帰りのタクシーの中で携帯電話見たら、びっくりする様な凄いメールが入って来てた
正直、此処まで弁えの無い馬鹿だったのかと今、びっくりしている
最早、苦笑いすらする気にならない
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いや、まさか僕もあの大投手、ダルヴィッシュ・有選手と同じ土俵に並ばせて貰えるとは思ってなかった
本当にそう考えてるならあの人、或る意味で逆に熱烈、猛烈な僕のファンなんじゃないかとすら思えて来るよ
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