さて、それではそろそろ、中村萬太郎さんの結婚披露宴に出発するか
彼等夫妻の新しい門出の為にも、今日はこれ以上、雨が酷くならなければいいけれどもな
日曜日の昼間にフジで放送している「ザ・ノンフィクション」と云う番組
なかなか好きで題材に依っては録画してでも観るのだが
先週、今週の二週に渡って、さっきまで放送されていた「人殺しの息子と呼ばれて」と云う作品も引き寄せられるいいドキュメントだったと思う
目が離せなかったし、実に考えさせられた
悪趣味な意味ではなく、とても興味深く観せて貰った
ノンフィクション番組やドキュメント番組は、取材対象者との意思の疎通が難しい場合が多く、トラブルも有るが、僕は割合と好きだ
少なくとも、糞くだらないヴァラエティー番組よりは
今日知った
ほらね
心無い人間は僕の所にばかりじゃなくて、他の先輩の所にだってふざけた脅迫状染みた物を送り付けて来るのだよ
そう云う気狂いはいつだって、何処にだって居るのだよ
兄さんも気の毒に
真面目な話
一昨日、多分、死に掛けたのだろう
あれは
四十二年間生きて来て、自らの死を一番近く感じた瞬間だった
簡単に言えば病院の処置ミスになるのだろうか
脳に割合、近い箇所
恐らく、僕の耐えられる力以上の麻酔薬が身体に入って、血圧が急激に上昇して、激烈な頭痛と吐き気と共に意識が飛んだ
意識が飛ぶ瞬間は真剣に「こっちにはもう戻って来られないかも」と云う感覚に陥った
「人間って、簡単な擦れ違いであっちへ行っちゃうんだな」とも、薄れて行く意識の中で自棄に冷静にも思った
僕としては幸いにこっち側の岸に何とか帰り着いて来られたが
どうやら、二時間近く朦朧としていたらしい
素人目ながら、今日になって、身体に後遺症は出ていないみたいだ
まだ、少しだけ頭は痛いけれど、その程度で済んでいて良かった
正直な所、この僕が少しだけ「命が惜しい」と感じた
もう少しだけ“生”と云う物を大事にしよう
あれは本当に危なかったんだと思う
「“生”と“死”は紙一重」だと、身を以って味わった一件だった
多少、人生観が変わった気もする
辛うじて生きていた礼と、来月、再来月、そして、来年の一月の報告も兼ねて、昨日は鎌倉までお墓参りに行って来た