備忘録
来月の10月25日、ホテルをチェックアウトする日
ホテルの部屋のTVの中に差し込んである、僕のB-CASカードを忘れないで抜いて、持って帰らなければならない
備忘録
来月の10月25日、ホテルをチェックアウトする日
ホテルの部屋のTVの中に差し込んである、僕のB-CASカードを忘れないで抜いて、持って帰らなければならない
今日の舞台は終了
今日の稽古も終了
中村萬太郎さんと合わせた
うん、これから、どんどん息も合って来るだろう
頼もしいね
月末からの名古屋の荷造りも大体、終了
ちょっと、休憩したら、今夜は椿山荘に行って来る
浪曲師、玉川奈々福さんと講談師、神田松之丞さんの二人会を観るのだ
友達の奥さんが椿山荘で働いていて、僕が松之丞さんファンだと云うのを知っていて「こう云う催しが有るよ」と、教えてくれたのだ
ナイス
夜の公演だから、時間も余裕で間に合うし、彼女に切符を取って貰っての参戦
寄席以外で松之丞さんを観るのは初めてだしな
非常に楽しみ
また、浪曲と云うジャンルをちゃんと観せて貰うのも初めてだから
初体験の奈々福さん、こちらも期待だね
雨が降っているのだけが、唯一の残念だ
では、行って来る
そうだ
松之丞さんだけではなく、また、機会を作って、神田松鯉さんと神田鯉栄さんの講談も聞きに行きたいな
畜生
家に帰ってきて、不注意から、ピーラーで左手薬指の肉を勢い良く、遠慮無く、思いっ切り、削ぎ落としてしまった
皮どころか、肉までしっかり持って行かれてしまった
結構、大きな肉の塊がシンクに刮げ落ちた
その瞬間、血が、滴り落ちるのではなく、噴水の様に上に吹き出た
しかも、全身から猛烈に冷や汗も流れた
人には「その、削いだ肉の塊持って病院行って、繋げて貰って来い」と、言われたが、時既に遅し
そんな物は既に下水道に流しちゃったよ
今頃は鼠かゴキブリが下水管の中で食ってるんじゃなかろうか
僕の肉体の一部だった物体にしては、相応しい最期だ事
また、面白がって傷口を皆に見せたら、家の弟子達を始めとして、市川高麗蔵の兄さん御夫婦、中村又五郎の兄さんや中村児太郎さん、中村吉之丞さん、坂東亀蔵さん達に「それは最早、縫う段階の奴」とも、言われもしたけれども
肉片を捨ててしまった以上、縫っても意味無いとの自己判断に依り、病院には行っていない
現時点、未だ絶賛、痺れている
痛い
と、言うよりも、熱い
しかも、冷たくも感じる
左手薬指に心臓が有る様だ
血は、やっと止まった、かな
いや、まだまだ掛かるか
何たる不覚
流石にちょっと、苦笑いだ
最早、笑うしかやってられない
少々、大袈裟だが「嗚呼、“指を詰める”とはこれに近い感覚なのかな」と、漠然と考えた程の衝撃だった
ピーラーの鋭さ、恐るべし
舐めちゃいかん
そして、こう云うのは、安物は買っちゃいかん
しかし、僕、怪我っぽいな
明日までに血、止まるかな
化粧にも、いつもよりちょっと手間が掛かりそうだ
切り落とした肉の部分、復活するのかしら
今日、話を聞いた
残念以外に言葉が出て来ない
先月の津川雅彦さんに続いて、また恩師が
大河ドラマでも、また、その後も、御世話になったな
近頃、御具合いが良くないのは承っていたが、こんな御別れになってしまうとは
最後に御逢いしたのは、お互いが馴染みにしている白金台の蕎麦屋さんで、久し振りの御挨拶をさせて貰った時だったな
思い出は尽きない
生き方から芝居から、沢山の物を背中から学ばせて貰った
小さい筈なのに、後ろから追い掛けてみると、本当に大きな背中なんだ
樹木希林さん
慎んで御悔やみを申し上げる
さて、と
自分の仕事は早めに全て終了
これから、犬達の散歩をしたら、娘と息子の学校が終わるのを待って合流し、劇団四季のミュージカル「キャッツ」を観て来る
恐らく、息子の方は生でミュージカルを観るのは初めてなんじゃないかな
いや、生じゃなくても、ミュージカル自体を観るのが初めてかも知れない
今日は元々、僕が観に行きたくて切符を取っていたのだが、子供達に「君達も行くか」と聞いたら、「観てみたい」と言うので、急遽、切符を追加して観に行くのだ
彼女と彼が望むのなら、時間が許す限り、ブロードウェイでも、ロンドンでも、京劇でも
勿論、東京でも
もっと色々な物を観せてあげたいとは思うのだけれど
事情が事情だけに、先方様が、なかなかね
だから、今日は喜んでくれるといいな
ミュージカルの取っ掛かりには「キャッツ」はキャッチーだし、分かり易いと思うんだよね
僕もアンドリュー・ロイド・ウェバーの作品は好物だし、数年振り
しかも、多少なりともお付き合いの有り、尊敬する役者の一人でもある加藤敬二さんの演出、振り付けで、尚且つ、世代交代の新しい「キャッツ」
「一音落とす者は去れ」
その真意を知らずに勘違いして曲解している者も多いらしいけれども
確かに厳しいが、徹底した、見習いたい程のモットーだ
その心意気まで、役者として、客として、楽しんで来たいね
今日のキャストに期待
友達、出てるかな
先ず、セリーナ・ウィリアムズが行儀良くない
手前の不出来を棚に上げての八つ当たりが発端でありながら、全てが終わった後に、あんな茶番のなし崩し的な後出しじゃん拳のスピーチでヒーローを気取り、自分だけ美味しい所取りの責任逃れとは、卑怯の程も大概に酷過ぎると云う物だ
だったら、黙ってろ
気不味くても、何か言いたくても黙って、殺気立った異常な事態を招いた愚かな己の責任をきっちりと取れ
そして、上からの目線ではなく、第一に彼女が自分のヒステリーと暴挙を謝るべきだ
ふざけろよ
また、そのコーチも、審判も
何より全米女子オープンテニスを観戦に来ていた客も
皆、行儀が悪い
ただ、それだけだ
気持ち悪い事、この上無い
何処の国にも居るのだ
勿論、この日本にも
「ホームなら、集団なら、大勢側なら、何をしても許される」と、頭が悪い分際で頭がいいと勘違いをしている、驕った無礼な輩
大っ嫌いだ
そう云う者達には“何かを観る”、“応援する”と云う資格は無い
これは、僕はそう断言する
そして、元々、ヴィーナス、セリーナのウィリアムズ姉妹は、遥か昔の全盛期の頃から、試合で感情を必要以上に露わにし、威嚇し
「闘争心が全面に出ている」とかって云う綺麗事では済まない振る舞いが多々有った
因って、態度も行儀も至極、悪かった
どれだけ強くても、そう云う選手だからこそまた、嫌いだった
嗚呼
知ったか振りって、世の中で何より一番嫌いだ
何処の世界でもな
頭が悪いのに、それに自分で気が付いていず、頭がいいと勘違いして自惚れている人間は、一層、性質が悪い
分かった顔して、知者振る馬鹿
御大層に能書きばかりを吐き続け、何処かしこでも弁えず、一席打ちたがるだけの輩
一生、その勘違いをし続けて、自分では知らず知らずの恥を垂れ流して生きて行くのだろうな
本当に自分じゃ気付いていないんだろう
逆に、哀れだな
本当に哀れ
僕の人生に関わらないならば、そうやって、どうぞ勝手に生きて行ってくれればいいのだけれど
例え、無意識であるにもせよ、ちょっとでも関わって来ようとするのであれば
本当に、一刻も早く「死ね」と、心の底から思うね
元来が品性下劣なのか
または、生まれながら、先天的に頭が悪いのか
はたまた、早とちりなのか
それとも、玄人振りたいのか
若しくは、季節と天気の所為なのか
下も下のくだらない欲を満たす自己満足しか考えていないから、他に頭を使う事が出来ない
はっきり言えば御粗末以外の何物でもない
可哀想に
憐れこの上無い
最早、同情すらする気にもならない
いや、所詮は他人
他人のする事、言う事等、犬の糞みたいな物だからな
自分以外の人間に何かを求める方が間違っていた
他人に期待するのが無駄
最悪だ
昨日の公演が終わって、家に帰って来て、稽古を終わらせ、犬達の散歩を済ませた後に、とうとうガラケーが限界を迎えて壊れた事に気が付いた
どう壊れたかと云うと、画面が昔懐かしいTVの砂嵐の様に全く映らなくなったのだ
急いで、ドコモショップに駆け込んだ
「ガラケーはもう製造していない」との事でとうとう
ガラケーとスマートフォンの間のガラホって奴にした
畜生
いよいよ、年貢の納め時がやって来た
SIMカードやら全てを変える破目になったから、偉い時間が掛かったよ
見た目はガラケー
中身もガラケー
その正体は、少しだけ機能がスマートフォンっぽい代物らしい
ガラケーとスマートフォンの合の子みたいな物で、きっと、年配の方とか僕の様な機械音痴に優しい、らくらくスマートフォンとかに近いのかな
それとも、また違う物なのかな
でも、何にしてもまだ、全然、使い方に慣れない
どうせ、電話掛けるのと、メール打つのと、日記書く以外は殆ど使わないからいいのだけれど
それにしても、こうやって書いていても、今まで以上に物凄く日記が書き難い
実にフラストレーションが溜まる
しかも、やっぱり、ラインは出来ないっぽい
いや、一生懸命セッティングを頑張れば、どうやら、ラインも出来る様にはなるみたいだ
出来ても恐らく、僕はやらないけどね
先ず、「アプリを起動させる」とか、ちょっと何言ってるのか意味が分からない
大体、アプリって何だ
そこから説明してくれよ
随分と昔に、ガラケーに電子マネーのSuicaとiDをインストールさせるだけで、今は亡き弟子の力を借りて死に物狂いだったと云うのに
だから、インストールって何だよ
高等技術過ぎて、石川智晶さんの歌でしか知らないよ
あっちは「アンインストール」だったけど
いや、時代なんだな
今週末の九月八日、国立劇場大劇場で催される藤盛会東京支部舞踊会の夜の部にて
僕は先月に広島の藤華会でも踊った長唄「新曲浦島」を、東京では十何年振りかで踊る訳だが
その藤盛会東京支部と云う日本舞踊家元藤間流の組織でもFaceBookのアカウントを持っているそうで、一昨々日の歌舞伎座での公演が終わった時に、役員の先生方に「家元からも動画で告知を」と頼まれたので、短い宣伝を撮った
皆さんもそれを見て、尚且つ、明後日の土曜日には国立劇場大劇場に観に来て頂ければ、一層、有難い
昼の部、夜の部共にヴェテランの先生方から若手まで、一生懸命に勤めているので、是非、お願いしたい
しかし
話は変わるが、驚くべきは僕が藤盛会東京支部がFaceBookのアカウント等を持っている事を知らなかった事だ
とんと、SNS関連、と云うか、インターネット回りに疎いからな
ひょっとしたら、Twitterのアカウントとかも持っているのかも知れない
日本舞踊にもそう云う波か
時代とは、早く流れている物なのだな
先日の文藝春秋さん主催の西森秀行さんとのトークショーでも、例え、それが行く行くは消滅するかも知れない絶滅危惧種的な
如何に古い考え方を頑固に守りたいタイプの人間なのかを、僕も西森さんも、お客さんも、自他共に改めて再確認した所だけれども
歌舞伎役者や日本舞踊家でも、物凄い人数がやっているみたいだし、僕もやってみようかな、SNS
いや、そんな、誰とも知らぬ赤の他人と友達面してコミュニケーション取ったり、善意振った我意の押し付けや、堂々と見当違いの恥を表に垂れ流しながらかき続ける可能性が有る、なんて事は、僕にはみっともなくて堪えられないし、無理だからやめておこう
坂東彦三郎さん、亀蔵さん兄弟や、清元雄二朗さん達からも「君は恐らく、SNSには向いていないから、やめておいた方がいい」と、言われているし
大体、“このホームページもSNSの中と云う括りに当て嵌まるのかどうか”も分かっていないから、日記のコメント欄も怖くて開いていない僕なのだから
最後に
上にも書いた通り、先月に行った広島では西日本集中豪雨
そして、今日は朝方、北海道で大変な地震が起きたらしいじゃないか
僕が知ったのは今日の舞台を終えた後だったよ
最近、こんな事が多いね
北海道にいらっしゃる藤間流の門弟の方々、知り合い、友人
そして、勿論、北海道に住んでいる全ての方々の無事を心から願って止まない