歌舞伎役者
四代目尾上松緑
日本舞踊家
六世藤間勘右衞門
己が吐き出す為だけの
取るに足らぬ残日録
無断の転載や
スクリーンショットの盗用等
断じて願い下げる
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今日は稽古が終わって、髪を切った後で

近頃、乱視に続いて老眼も進んで来たのか、どんどん目が悪くなって来ているから、良く使っている中から先ずは三本の眼鏡を直しに出そうと、いつも作っている眼鏡屋さんに改めて検査をして貰いに行っていたのだけれど

担当してくれたお姉さん(お姉さんとは言っても、僕より遥かに年下なのだが)が、無茶苦茶、可愛らしくて僕のタイプだったので、顔には出さずにポーカーフェイスで、密かにテンションが上がってしまった

長い検査の時間も全く苦にならず、あっと言う間だった

何なら、もっと長く検査してくれていても良かったのにな

彼女の魅力に惹き込まれて、ついつい、新しい眼鏡までもう一つ、買ってしまいそうになった

笑顔が可愛いのは得だよな

僕は歌舞伎役者にしては紳士な方だから、声を掛けたり、口説いたりはしなかったけどね

いや、それにしても、やる事やってちゃんと生きていると、細やかだけど、幸福な事って有るものだね

今日はこれだけで十分、満足

美味い酒が飲めそうだ

しかし、遠近両用のレンズって高いのね

びっくりしちゃった

係が彼女じゃなかったら、涙目になってる所だった

それから、最後に話題を変えて一言だけ

やっぱり、日本にはハロウィンは必要無い

何故なら、本来の意味を知らない

若しくは、履き違えて調子に乗る馬鹿共が盛り場ではしゃぐだけの茶番だから

酔っ払って他人様に迷惑掛ける位なら、本当に死ねと思う

警察官も御苦労様な

発砲しちゃえばいいのに

勿論、水平方向にね

後は、成人式で図に乗る糞餓鬼共もな

その内、今よりもっと酷い、死亡事故やら殺人事件やらを、乗りだけで起こすよ、奴等

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来月は歌舞伎座の吉例顔見世大歌舞伎にて新歌舞伎十八番の内、義太夫・長唄「素襖落」の太郎冠者を演じる

数年前に一度、京都の南座で演じている、我が家にとっては大切な松羽目物の一つ

顔見世興行で「素襖落」を演らせて貰えるなんて、役者冥利、舞踊家冥利に尽きると云う物だ

長唄「棒しばり」や、長唄「太刀盗人」と同様に、身体が動く内はずっと演り続けて行きたい

市川笑也さんとは昨年以来の共演

市川團蔵さん、坂東亀蔵さんとはいつも一緒で気心が知れているし

あざとく爆笑を狙うのではなく、自分でも“楽しく、お茶目で上品に、そして、ちょっとお洒落に”と云うのを目標に一日、一日のテーマを持って、大切に演って行きたいと思う

時に、この「素襖落」と云う演し物

眼目は太郎冠者が踊る「那須与一扇の的」だと思われているが

実際、僕もそう考えていたのだが

前回に教えてくれた團蔵さんに『本当の眼目は「素襖落」の演目の名の通り、素襖を落としてからの大名と鈍太郎とのやり取りを大事にしなきゃいけないんだよ』と、言われた

実際、狂言の「素襖落」には太郎冠者が「那須与一扇の的」を踊る場面は無く、歌舞伎に持って来た時に付け加えられた部分だからね

だから「那須与一扇の的」を大事に踊るのは勿論だけれども、その後の部分も、今度は前回以上に気を抜かず、スタミナ切れする事無く、丁寧にしたい

幸い、今年の七月に神田松之丞さんの那須与一の件りを講談で聞かせて貰ってもいるし

いや、あれは胸がときめいた

ファンとして、あの時の高揚感を取り入れて、松之丞さんに恥ずかしくない那須与一を踊りつつ、そこ以外の部分は歌舞伎の要素として、お客さんに伝わる様に出来たいと云う思い入れで一杯だ

さて、話は変わる

此処からは余談だ

心有る人は読んでくれなくていい

心無い、いつぞや、歌舞伎十八番の内「矢の根」の『茶釜』の時みたく、尾上松緑に兎に角、ひたすら吝嗇付けたいだけの者が読むといい

きっと、今後に無駄口をほざく時の良き勉強になるよ

今回、僕が演じる太郎冠者は近年、歌舞伎では、無義道(モギドウ)と呼ばれる肩衣を着けない衣裳の着方がポピュラーだ

これは、六代目尾上菊五郎さんの方の音羽屋系統の基本

それに対して、曾祖父、七代目松本幸四郎の系統は肩衣を着けて登場する

七代目幸四郎の息子であり、六代目菊五郎さんに師事していた祖父は両方で演っているし、父は無義道、僕も前回は無義道だった

しかし、今回は團蔵さん、僕の衣裳屋さんと相談して、肩衣を着けて登場し、途中で脱ぐ、曾祖父、七世高麗屋系統の演り方にしようと考えている

僕も曾孫である訳だから

不肖の曾孫なのは百も承知だけどね

また、最近はどなたが「素襖落」を出されても、殆どが姫御寮が次郎冠者と連れ舞をする

でも、昔は姫御寮は踊らなかったそうな

何故なら、“姫と呼ばれる程の位の高い御方が下々の者の前で舞う等と云う事は品の無い行為である“と云う理由だったらしい

連れ舞の振りを作ったのは、先代中村芝翫の小父さんと先々代の坂東三津五郎の小父さんと云う話だから、祖父達の代になってから、と云う事

今回は昔に準じて姫御寮の品格を大事にして、踊りは、次郎冠者、三郎吾に任せる事になった

是非とも、笑也さんの格の高さと美貌

そして、坂東巳之助さん、中村種之助さんの溌剌とした切れのいい踊りを堪能して頂きたい

と、こんな事をわざわざ改めて断って書かなくったっていいのかも知れないけれど

また、何処ぞの知ったか振った智者気取りの似非御大達が、いい気になって『何で、あの馬鹿は肩衣着けて出て来やがってるんだ、どうして誰も注意してやらないんだ、「素襖落」知らないのか、この素人が』とか

『何で、姫が踊らないんだ、あの馬鹿、周囲は教えてやらないのか、「素襖落」知らないのか、素人が』とか、いつもの如き謂れの無い因縁付けられても、堪らないからね

知った気になり影から囀って、口から犬の糞放り出しているばかりの輩では知る事の無い『プロにはこう云ったルールも有るのだよ』と云う事を、知識の泉溢れる、尊敬する御目出度いオーディエンスの先生方に、先に少しばかり、優しく御教示差し上げておく

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平塚亭つるをかの御団子、まだ、一度も食べた事無いんだよな

「浅見光彦」シリーズや「おかしな刑事」シリーズが大好物の僕としては、是非、食べてみたい

| - | 22:05 | - | - | このページのトップへ
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今日は東京で三番目の犬、まる子の避妊手術の日

必要な事で、飼い主も本人

と云うか、本犬も後の心配が無くなるから、いつかはやらなくちゃいけない事では有るのだけど、上の二匹と違って、初めての女の子だし、余計に心掛かりだ

こう云う時は側に居てケアしてやりたいんだがね

勿論、お医者さんは手慣れているから問題は無いんだろうけど、兎に角、無事に終わって欲しい

後で電話をしてみよう

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此処数日、僕が泊まっているホテルで滅茶苦茶、背が高くて、とても綺麗な黒人のお姉さん達を見掛けるから、モデルさんか何かかと思って居たのだけれど

成程、女子ValleyBallの試合が今、名古屋で開催されているのね

それに出場しているドミニカ代表の女子選手が同じホテルに宿泊しているって訳か

道理で普段から、スタイルも良く、自信に溢れて輝いている筈だ

僕の好みの話になるけど、綺麗な黒人の女性は、本当に美しい

それから、ブラジルの選手達も居た

こちらもまた、美人揃いだった

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さユりさんの「来世で会おう」を、聴こうかな

彼女の曲もまた、響く

「三日月」も、堪らない

それを聴きながら、もう一杯だけ飲んで眠るかな

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後は、小坂りゆさんの「M.o.n.s.t.e.r 」とかかな、僕の心に添う曲は

これも今、まさに一人飲みのホテルの部屋で掛かっている

他にも堪らない曲は沢山有るけど、今は酔っ払ってるから、後は思い出せない

思い出せたら「尾上松緑を少しでも好きでいてやろう」と、云う人々には、この日記を読んでくれている人には今後も紹介して行きたいと、思う

気が向けば、ね

それにしても、今日は飲み過ぎている気がする

今月、一番じゃないか

一人なのに

酒も有るし、もうちょっと、音楽聴きながら、一人で飲むけどね

でも、酒、温い

氷買って来るのも面倒臭いし、温いのを我慢して飲む

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橘いずみさんの「砂場の太平洋」
この曲も是非、聴いてみて頂きたいと思う
僕の心にいつも引っ掛かっている曲の一つ
橘いずみさんにもいい曲が沢山、有るんだよ
その中でも、この「砂場の太平洋」は飛び切りの一曲

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何度か書いた事が有る気がする

井上昌己さんの「月の或る夜」

この曲は僕の日記を読んでいる人には、是非、聴いて欲しいと思う

僕は今もまさに聴いている

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先月末から今月末まで、名古屋の或るホテルにほぼ一ヶ月、御世話になってる訳なんだけどね

いや、ケアから掃除から、色々と本当に良くやって下さってる

感謝はしてる

けど

でも、ね

冷蔵庫

冷蔵庫だけ、冷えないんだよ

温いんだよね

それだけがネック

一杯、飲んで帰って来て、寝しなにラストの缶チューハイを飲もうとした時に、それが温いげんなりさ

それさえ改善してくれればな

このホテル、パーフェクトなんだけどな

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